覚書
薬を飲まなくなってしばらく経ちました。
ドクターを頼っていいのかわからなくなり、結局通院はしませんでした。
断薬はきつく、今でも薬に頼りたくなる時は沢山ありますが、
皮肉なものでかえって良くなった事も結構あります。
視線恐怖が酷く、電車にろくに乗れませんでした。
座ると向いの席と目が合うため、座る事ができずドア付近で立ちっぱなしでした。
つらくて目的地手前で電車から降りてしまった事もありましたが
今では乗っていられるし、座る事もできます。
会食はまだ無理かなと思いますが、
つい先日フードコートとラーメン屋さんで一人でごはんを食べる事ができて、
そのおいしさに感動しました。
空いている時間帯で、壁に向かって食べる一人席だったから大丈夫だったのかな。
単発バイトの時も向かい合ってお昼を食べられるようになりました。
本当に酷い時は、正直トイレ飯なるものを実行した事もあるので
その時と比べたら随分楽になってきました…。
趣味でやっているもので少しお金を得られるようになってきて
少し自分に自信も持てるようになってきました。
少しずつできる事が増えてきたのでわかった事ですが、
自分で「できない」と壁を作ってしまっていた物も多いです。
その壁を少しずつ壊している感じです。
薬を飲んで、一時の不安感を打ち消して生活する事で訓練(になっていたのかな)
していたからできるようになったんだと思いますが、
薬に依存していた所も多くて、薬がないともの凄く不安になって荒れていたので
飲まずに済むのなら飲まないでいたいというのが、今の心情です。