あれから一ヶ月
ーちょっときみまろっぽい。
ハローワークに登録して1ヶ月も経ってしまった。
求人はたくさんあっても、尻込みばかりしている。
何もできない自分を思い知るばかりだ。
少し挑戦してみたい事があるけれど、それにもなかなか踏み出せない。
年を重ねると、月日が経つのが早く感じるというけれど
私には1週間そこらの出来事のように思える。
一ヶ月を生きた気が全くしない。
今読んでいる本によると、私が感じている感覚は
ACの「時間感覚の障害」とされている。
※この本、カバーかけないとまずい…
インナーマザー―あなたを責めつづけるこころの中の「お母さん」
- 作者: 斎藤学
- 出版社/メーカー: 新講社
- 発売日: 2004/01
- メディア: 単行本
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彼らは、一週間なら一週間という単位時間の把握が、
健康な人と違っているようなのです。
何もしないうちに過ぎてしまったように短く感じ、
まるで浦島太郎のように「たちまちおじいさん」
といった感覚に襲われやすい人たちです。
まさしくそれ、それです…。
だいぶ昔、グリム童話や日本むかし話は
実際はこうでしたと書かれている本が流行っていた。
そのような感じで、浦島太郎も案外本当にあった事では…などと考えていた。
懸命に生きた気も、足掻いた記憶もなく、いきなり老いている感覚は
まさにリアル浦島といった感じだ。
逆のパターンも記述してある。
膨大にある空虚な時間に押しつぶされそうになるパターンだ。
そうした時間感覚の障害は、記憶や記銘の能力に
障害を生じることによって強まっていくらしい。
この本には他にも、私の得意技である
”都合の悪い事を忘れる記憶飛ばし”についても触れられている…。
これは主治医から説明を受けているけれども。
症例(病気ではないのですが)がたくさん書かれているが、
当てはまる事が多く、読み進めていく事がつらい。
”一卵性母娘”の項目もつらかったけれど、
なかでもつらかったのは以下の部分で、思い当たる事がある。
(自己肯定感の弱さによって)他人の賞賛を求めるのですが、他人の評価によって自尊心を強めようという試みは失敗します。なぜなら、自分を尊重する気持ちを持てずに、まず他人の評価に頼ろうというわけですから、そもそも自分で自分を卑下しています。他人様第一で、自分が後まわしになっています。評価してもらおう、ほめてもらおうと他人にねだればねだるほど、自分が失われていく悪循環です。
ACから抜け出す為には、よく好きな事をみつける事などが挙げられるけれど
私は過去に好きな事はみつけていた…つもりでいる。
その夢を叶える為に、社会人向けのスクールに通ったり
無謀ながら自営業の真似事のような事をした事もある。
小さな評価を貰ったりした。
あの時、物事は少しばかり良い方に向かった気がした。
ただ、傲慢に世の中に自分の矮小な世界を広げてみたくせに、
人に声を掛けられて戸惑う自分がいた。
自分の自信が全く追いついていかず、自分を見失ってやめてしまった。
(自信だけでなく、当然技術も追いついていなかった。)
どこにでもある話のような気もしていたけれど、
それはACだからだと裏付けしてしまうような事が
書かれている本にぶち当たってしまい困惑している。
ACは血液型占いみたいなもので、
誰にでも当てはまる部分があるんじゃないのかと
どこかで思っていたのだけど。
問題はその先だとして、そこまで辿る道は決まっているのかと
ちょっとびっくりして読み進めない自分がいる。
問題は、本当にその先なんだけども。
うーん…
何だか自分でも、ちょっとACに囚われ過ぎな気もします。
あとこのブログ、敬体常体入り混じっていてすみません…。